• Ryu

50代男性 建設業経営 肩から手にかけての強い痺れ 睡眠障害 

最終更新: 5月23日

<患者さん情報>

50代 男性

建設業経営


<主訴>

首から手にかけての痺れ


<症状詳細>

右手母指、示指、中指の感覚異常

頸部から右肩にかけてのビリビリする痺れ

同部の重だるさで寝る姿勢が定まらない

「身の置き場がない」「物を掴んでも感覚がなく、落としてしまう」


<画像診断、診察結果>

レントゲンとMRI検査により

中枢神経系(脳血管、脊髄)異常なし

腫瘍等内科疾患なし

頸部椎間板ヘルニアの診断 


<来院動機>

早期の手術を勧められるも、切るのは怖い。出来るだけ避けたい。

鍼が効果あると知人に聞き「ダメ元で」来院。

本当に効果あるのか?鍼で治るのか?どういう機序で効くのか等質問攻め。あまり信用していない様子。


<施術コースと施術場所>

神経痛特化コース

横浜院にて


<経過と結果>

初診 平成30年8月8日

肩甲骨内側と前頸部、前腕部に顕著な緊張がみられた。その緊張に鍼をして緩め、更に前胸部と母指の付け根のツボに鍼をした。頸部は直接刺激せず間接的にアプローチした。

ここで初回の施術を終えた。

第2診 8月15日

顔を合わせた途端、満面の笑顔。「施術当日は変わりなかったが、翌日から何となく軽くなった気がする。夜も眠れた。あなたを信用して頑張って治す」と言って下さる。

前回同様に頚椎の緊張を間接的に解くよう施術。今回から胸椎の動きを引き出すため脊椎周囲に鍼と灸。

第3診 8月22日

「やる度に楽になる。前回は直後に変化を感じた。手の感覚も5割方戻ってきた」

2診目と同様施術。

第4診 9月5日

「8〜9割方良くなった。夜もグッスリ眠れる。手術しなくても良さそうで本当に嬉しい。鍼ってこんなに効くんですね」

以降、また負担が増したら出てくるから、少しでも気になったら予約して欲しいと伝え終了した。


<同時に治療した症状>

なし


<使用した主なツボ>

曲池 合谷 肩貞 肩宗 中府


<考察>

早めに手術をと医師に言われ、痺れなどの症状で眠れずノイローゼ気味になっており、切るか悩んでいたものが早期に改善した例。

病院の検査では頚椎の下部に椎間板ヘルニアが見られたということであるが、当院が着目したのは、胸郭出口症候群であった。

「ヘルニア」「手術」と診断されていても、このように周囲の緊張を解くことで痺れが消失することがある。

画像上ヘルニアが存在していたとしても、必ずしも痺れの原因となっているとは言えない症例であった。

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